一つの分野の商品にこだわるという事


アウトドアブームが続く昨今、様々な関連商品が発売されています。
テントやBBQコンロはもちろん、それらを楽しむためのチェア、テーブル、カトラリー、
ナイフ、斧、焚火台etc...。

その中の一つに「着火剤」もあります。
火種を近づければすぐに火が付く便利な道具。
アウトドア玄人の方々にとっては邪道だと感じる方もいるかもしれませんね。

今夜も多くの火が焚かれるのでしょう


もともと着火剤は薪ストーブの着火時に使用することが多いです。
薪ストーブは暖房器具なので火が付くまでを楽しむアウトドアとはちょっと趣が異なり、
いかに早く、が求められています。

薪ストーブ



薪ストーブユーザーには一般的な着火剤。
いくつか種類があります。

石油系の固形燃料、天然素材にパラフィンを含ませたものなど。
その中に、天然素材のみで作られた着火剤もあります。

FIRE UPという会社が作るその名もFIRE UP。
とても分かりやすい。
社屋もFIRE UP。
自信をもって作っていることが良く分かります。



FIRE UPインターナショナル社社屋外観

FIRE UPインターナショナル社の扱う商品

 


FIRE-UPの特徴

FIRE UPインターナショナル社はオランダの南部に位置する会社で、30年以上の間、暖炉・薪ストーブ、バーベキューに関連した商品を作り続けている専門メーカーです。高品質であることはもちろん、使用する人に対する安全基準と環境に配慮した取り組みは、ヨーロッパ各国で長年にわたり大きな信頼を得ています。

 

FIRE-UP 着火剤


大きな特徴として、

1.一般的によく使用されているパラフィン(石油系成分)の不使用 
 石油系成分を燃焼させた時の独特の嫌な臭いがしません。
 人体に対して毒性がなく、生分解性です。

2.原材料が圧縮おが粉(パイン材)、植物油。
 100%バイオマス資源の燃焼で、カーボンニュートラルを実現。
 おが粉はFSCミックス認証取得品を使用しており、世界の森林保全に貢献し、
 環境への配慮/エコマインドを共有する製品として提供いたします。      


3.永年保存が可能
 長期保存しても油分が揮発せず、安定した着火性、火力を持続します。

4.燃焼時間:約10分

5.着火温度:220℃


一つの会社が様々な種類の商品を扱い、売れなければ切って捨て、
売れれば過剰なまでに量産することの多い現代。

古くから一つの分野にこだわり磨き上げていくというのも大変なことですが、
逆に長く生き残っていくには必要な事なのかもしれません。

 
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